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4スタンス理論

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出塁を奪う防ぐの重要性。

2019.03.01

野球は出塁×進塁の掛け合せで、得点も失点も生まれる。進塁も出塁しないとできないことを考えれば、「出塁をする」ことと「出塁を防ぐ」ことが野球の原理原則と言える。守備走塁コーチとして、「走塁では進塁を奪う」ことを、「守備では出塁+進塁を防ぐ」ことを、どうやったら奪えるのか?防げるのか?を日々追求している。その為にはセンターが中心となりライト、レフトと連携し、時にはショート、セカンドとも連係する。イニング、点差を考え、投手と打者の力関係を理解し、配球を読みながらポジショニングを変え、両サイドを動かしながら出塁、進塁を防いでいく。要するにポジショニングが重要となる。本当の意味でのファインプレーは飛ぶところにポジションを取り動かずに捕ることだ。

現在の練習試合では新人の藤原がセンターを多く守っている。彼はまだ相手打者の能力もわからないし、投手と打者の力関係ももちろんわからない。私の指示や両サイドの先輩にポジショニングを指示されながら守っている状態だが、1日でも早く敵チームの打者の特徴をつかむ努力をして欲しい。そしてマリーンズ投手陣の能力や配球の傾向を知れば、相手打者との力関係もわかってきてポジショニングがイメージできる様になる。後は状況判断だ。点差とイニングを考え、同点のランナーをケアするのか、逆転のランナーをケアするのか。1点も与えては行けない場面なのか、無理する場面ではないのかなど、試合の流れを読みながら守れるようになる。そうなってくると守備も楽しくなろう。

野村さんの本には、外野手は配球をよまないと書かれてあったがそんなことはない。守備が上手い外野手はみんな配球をよみながら守っている。もちろん野村さんほど配球の知識に長けている訳では無いが(笑)
今日から名古屋です。

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