2021.12.25
お疲れ様です。
今シーズンも皆様の暖かいご声援のおかげで、1年間を乗り切ることが出来ました。本当にありがとうございました。簡単ではありますが、1年間の反省をしたいと思います。
まず走塁ですが、何度もこの場で申しております通り、私はセイバーマトリクスの『UBR』と『wSB』、並びにその2つの指標を足した『BsR』という指標で、12球団で1番になれるように毎年シーズンを戦っております。結論から申しますと、その数字は圧倒的NO.1でありました。
この要因に関しては、選手の頑張りが1番です。ベース際のヘッドスライディング、果敢に次の塁を奪う執念、勇気、判断力。指導者側が背中を押すのは当然ですが、その想いに応えてくれた選手の頑張りに頭が下がる思いです。特に印象に残っているのが、交流戦での中村奨吾の本塁ヘッドスライディングです。最終的にコリジョンルールが適応され、アウトの判定がセーフに覆り引き分けに持ち込めました。本来、あのようなタイミングだと1歩間違えれば大事故に至る可能性があったにも関わらず、奨吾は勇気を持ってヘッドスライディングで突っ込んでくれました。我が千葉ロッテマリーンズの強さは、中村奨吾の他にも、荻野貴司の様な常に謙虚で前向きに頑張ってくれる選手が沢山います(キリがないので他の選手の名前は上げませんが)。そういった選手の集まりだからこそ、圧倒的NO.1の数値が出たのだと思っています。来年もまた、このような数字を残せるように、選手と共に頑張っていきたいと思ってます。
M | 14.8 |
H | 4.8 |
L | 4.2 |
Ys | 2.8 |
F | 1.3 |
D | 1.1 |
G | -1.6 |
B | -2.4 |
T | -2.5 |
C | -3.3 |
E | -8.2 |
De | -10.9 |
※デルタ社のデータを引用
M | 19.1 |
H | 8.9 |
T | 6.3 |
Ys | 3.6 |
L | 1.9 |
F | 0.9 |
D | -1.1 |
B | -2.8 |
G | -3.0 |
C | -5.4 |
E | -13.6 |
De | -14.8 |
※デルタ社のデータを引用
次に守備指標ですが、これも『UZR』という指標を常に監視しながらシーズンを戦っています。他球団の選手の数値と比較をして、UZRの数値が低ければ選手の能力に問題があるのか、もしくは、私のポジショニングに問題があるかなど反省材料として活用しています。この数値に関しても、全てのポジションでプラスの数値を残すことが出来ました。ただこの『UZR』は、捕球力、ポジショニング、スローイングなどのトータルの数値なので、ある数値だけが異常に高ければ他の数値が悪くともトータルでプラスになります。なので、一つ一つ分解して評価をしていくことが大事となります。例えばマーティンなどは、「アーム(スローイング)」が圧倒な数値なので、他の短所が隠れてしまいます。隠れたマイナスの数字をどのようにすればプラスになるかなどは、守備コーチの腕の見せ所となります。
守備に関しては、荻野貴司もマーティンも年齢的な要因(おじさんなの)でシーズン後半に数値を落とす傾向が顕著です。※それでも荻野貴司の数値は凄いです!若手の台頭を毎年うたっていますが、この辺り来季も?毎年の?課題になると思います。
D | 16.2 |
C | 13.7 |
M | 7.6 |
Ys | 5.4 |
G | 4.8 |
E | 0.9 |
F | -1.0 |
B | -4.3 |
L | -4.4 |
H | -5.1 |
De | -15.5 |
T | -18.3 |
※デルタ社のデータを引用
C | 9.0 |
F | 8.9 |
E | 8.2 |
T | 6.6 |
M | 3.3 |
B | 1.2 |
G | 0.7 |
De | -3.3 |
D | -7.8 |
H | -8.5 |
Ys | -9.0 |
L | -9.3 |
※デルタ社のデータを引用
E | 10.1 |
C | 10.1 |
G | 6.5 |
M | 3.6 |
H | 3.5 |
L | 1.3 |
D | 0.9 |
De | -0.1 |
T | -1.9 |
F | -5.3 |
B | -8.7 |
Ys | -12.9 |
※デルタ社のデータを引用
最後に2年連続2位と、優勝を目標に掲げながらなかなか目標達成が出来ずにいますが、来年こそは達成できるように頑張りたいと思います。その為には上位20%の戦力(現レギュラー)が、今年以上の力を発揮し数字をを残すことが大前提です。その為のサポートをしっかりしていきたいと思っています。
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